数年前、NPOの福岡デザインリーグにおいてイメージアップデザイナーとして工事現場のイメージアップを行なっておりました。そのプロジェクトの一件目が今泉の三角公園で行われていた下水道工事現場のイメージアップで、仮囲い外側の外構計画と仮囲い壁面のグラフィックを行い、そのうちの外構計画を担当しました。通りや対面する飲食店に対して風景となるようマウンディングし、側板によって都市的なシャープさを表現しました。

これが計画当時の様子
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当時は、工事終了後の公園リニューアルの際も活用して欲しいと願い、地被の種類も維持管理を考慮したものを選定しましたが、今日久しぶりに訪ねてみると公園がリニューアルしてあり、当時の植栽計画がそのまま活用されていました。

工事が完了しているのか、また今後もこのまま植栽が残るかどうかはわかりませんが、「使い継ぐ」デザインをテーマとしている自分にとってまちとのつながりをデザインし、用途が移り変わっても当時の計画が活かされることでデザインが時間軸を繋いでいるようでとても嬉しい気持ちになりました。

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カテゴリー: design